JCBはなぜ独自のブランドを確立できたのか

みなさんはJCBという会社をご存知ですが?JCBとはクレジットカードの会社です。この会社は、会社名とおなじ、「JCB」というクレジットカードの独自ブランドを持っています。

VISAやMASTERのようなブランドです。いま、JCBカードは世界で4位のシェアを占めています。このように説明するのは簡単ですが、独自ブランドを持つということはとても大変なことです。

事実、日本で独自ブランドを展開できているのはJCBだけです。では、なぜJCBは独自ブランドを持つことができたのでしょうか?今回はJCBブランドについてお話していきます。

■独自ブランドをつくった経緯

最初にJCBという会社ができたとき、クレジットカードというのは国内用と海外用でわかれていました。それを日本ではじめに統合したのは日本で初めてのクレジットカード会社である、日本ダイナースクラブでした。それにならって、多くの会社がVISAやMASTERといった海外ですでに使われているブランドをそのまま使用してきました。
しかし、JCBだけは独自の路線でいくことを決意し、1981年、香港に現地法人を設立して加盟店を増やしました。ちなみにアメリカ生まれではないクレジットカードのブランドはJCBだけです。(デビットカードをのぞく)

■どのように浸透させたのか

香港に現地法人を設立後、積極的に海外展開を行い、加盟店を増やしてきました。また、1987年から10年ほどでアメリカ、イギリス、オーストラリア、イタリア、グアム・・・と10の国と地域に現地法人を作ってきました。
その後、日本独自のガードブランドとして日本中で使えるようになり、日本の主要な場所ではほとんど使えるようになりました。また、独自の提携カードも多く作られており、有名どころとしては東京ディズニーリゾートのオフィシャルカードとして、ディズニーとの提携カードが作られています。

カードブランドというのは5つしか存在していないので、そこに日本のブランドが入ったというのは世界的に見てもすごいことだったに違いありません。そんなJCBブランドをこれからも応援していきたいですね。